以前の記事でも説明した通り、銀座のキャバクラは働きたい女性がたくさんいるため、とても競争率が高く、採用されること自体が難しいといえます。
ですがお店がキャバ嬢に何を求めているかを理解してさえいれば、採用される確率はグッと上がることは間違いありません。

1.どれくらい出勤できるかは重要なポイント

求人サイトには「週1日からでもOK!」と掲載されていることが多いです。
しかし実際に面接に行ってみるまで、何日程度の出勤を求められるかはわかりません。
よくあるケースでいえば、最低でも「週2〜3日」の勤務を求められることが多いです。

また「週4〜5日」出勤できる人は採用されやすいので、ある程度の出勤日数を確保して面接を受けることをおすすめします。
しかし本当に1日からでも勤務できるケースもありますので、まずは面接を受けにいきましょう。

2.銀座のキャバクラが求める年齢や容姿の基準を知ろう

結論からいうと、美人の女性の方が採用されやすいです。
銀座のお店は、一流の人物をもてなす以上、もてなす側も一流どころを揃えておきたいと考えています。
お店によって求める女性のジャンルに違いはありますが、あくまでも「美人であること」は重要です。

また銀座では接客スキルが高い人を採用する傾向があるので、「ただ若いだけの女性に満足のいく接客を求めることは荷が重い」という認識があり、見た目年齢が若ければ、実年齢はそこまで重視されないようです。
では「特別美人でもなく接客スキルや経験も足りない女性は採用されないのか?」というと、そういうわけではないと思います。
実際に、銀座キャバクラには絶世の美女ばかりではない、むしろパッと見は普通の美人といった女性も多く働いています。
まず「美人」とは、一体どういった容姿の女性のことを指しているのでしょうか。

実は一般的に称される「美人」には、特に基準がないのです。
例えば「美人といわれる芸能人に似ているからその女性は美人」であったり、「みんなから美人と評判されているからあの女性は美人」という程度の、基準とは言えない非常に曖昧なものしかありません。
しかし先ほどの例を元によく考えてみると、「美人」と定義されるには共通点があります。

それは「その場において影響力を持つ誰かに美人と表現された人が美人だと思われる」という点が共通しているということです。
つまりキャバクラの面接担当者が美人だと判断すれば、それだけで「あなたは美人」なのです。「自分は美人ではない」と思い込んでいる女性には、ここに付け入る隙があります。
そしてもう1つの要素として、「清楚で上品な雰囲気を演出する」ということが重要なポイントになります。

実は清楚で上品な気配を感じさせるだけで、自動的に「この人は美人だ」と思い込んでしまう人が多いです。
これはちょっとしたことですが、その効果は絶大です。
化粧や服装、立ち居振る舞いに「自分がイメージ出来る限りの清楚さ」をプラスしましょう。
相手からの反応が格段に変わります。

3.お店に対する自分の売りを明確にしよう

さて容姿に関するハードルをクリアできたところで、もう1つダメ押しをしましょう。
次は「自己アピール」です。自己アピールと聞くと「本当に苦手…」と思われる方が多いように感じますが、実はキャバクラの面接における自己アピールは難しいことではありません。
何故ならお店側は「どれだけ売上を作れるのか」以外は興味がないからです。

キャバ嬢経験者なら指名本数や売上の経歴をアピールしましょう。
お店が想定しているラインをクリアしていれば採用となります。
キャバ嬢未経験は、自分のポテンシャルを面接担当者に見せていきましょう。
ここでいうポテンシャルとは「お客さんを掴んでお金を落とさせることができるかどうか」になりますので、目の前の面接担当者をお客さんに見立てて接客をするように面接を受けてみましょう。

ポイントは「お客さんを相手にするよりも簡単だ」と思うことです。
採用されることよりも、実際に接客をしてお客さんにお金を落としていってもらうことの方が難しいので、ここで面接担当者1人くらい落とせなければ、銀座で働くことは厳しいと思って挑みましょう。
美人の定義の話とも共通する部分があるのですが、そもそも自己アピールをする際に、そのアピールする内容そのものは大したものである必要はありません。
相手が何を求めているのかを理解して、その求めている自分を演出していきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
正直なところ、銀座のキャバクラの採用基準は大変高いです。
しかしこの第1関門を乗り越えられないようでは、お店に勤めることができても売上を立てて、キャバ嬢として独り立ちすることはできません。
次回の記事では、無事採用が決まった場合、「銀座のキャバクラはどの程度稼げるのか」について紹介する予定です。