前回は銀座のキャバクラに採用された場合の、メリットについて紹介しました。
今回はその逆の「デメリット」について紹介していきます。
メリットと同じく、銀座だからこその大変さが存在していますので、前回の記事と合わせて読んでいただき、銀座で働く現実について理解していただきたいです。
1.銀座のキャバクラは求人倍率が高い
前回の記事で説明した通り、銀座のキャバクラで働くことができればメリットの目白押しといえます。
「客層の良さ」に始まり、「一流の人脈の構築」、「礼儀やマナーの習得」、「大きな収入」など悪いことなど1つもありません。
これだけの好条件が揃うと、当然のことながら銀座で働きたい女性が増えます。
つまり銀座で働くためには、まず高い求人倍率を乗り越えてお店に採用される必要があるのです。
これは中々に大変なことといえるでしょう。
銀座で働くことを希望する女性は、既に他のお店で一定の実績を上げていたり、お客さんごと引っ張って来れたりするだけでなく、傍から見ると「なぜキャバ嬢という生き方を選ぶのか…?」と思うほどの他業種での経歴を持つ女性までもが応募してきます。
まずはこういったライバルたちを押しのけて、お店に採用される必要があるのです。
特にキャバ嬢という職業は、「自分の腕前一つ」で生き抜かなければいけない大変厳しい仕事といえます。
どれだけポテンシャルを持っていても、そこに注目してもらえなければ、自分にお客さんをつけることはできません。
キャバクラの面接はキャバ嬢にとって不可欠な「アピール力」が試される場といえるでしょう。
2.銀座のキャバクラは売上至上主義
見事あなたの魅力やポテンシャルをアピールすることができ、めでたく採用となっても油断してはいけません。
採用のハードルが高いことは、「銀座の難しさ」にとっては、「ただの入り口にしか過ぎなった」とあなたは知ることになるでしょう。
次に直面することになるのは、銀座特有の「売上至上主義」という壁です。
「キャバクラならどこでもそうじゃないの?」と考えるのは早計といえます。
銀座のお店を訪れるのは、「海千山千の一流の人物ばかり」ですので、あなたが彼らのお眼鏡に叶わなかった場合、全く売上をつくることができないかもしれないのです。
一流の人物は人を見る目がとても肥えています。
あなたが売上をつくれるかどうかは、彼らが「あなたに対して投資をしたいと思うかどうか」によって決まってしまうのです。
お客さんに投資をしてもらうには、まず自分を覚えてもらえるように売り込んでいく必要があります。
売れている人の真似をすることも重要ですが、人には向き不向きというものが存在しているので、人と同じことをしているだけではいつまでたってもお客さんは見向きもしてくれません。
効果的に自分をアピールするためには、「自分の個性から出てくる武器は何か」を自覚し、自分ならではの接客を身につけましょう。
3.銀座のキャバクラで生き抜くためには厳しい競争に打ち勝つ必要がある
自分の武器を自覚し少しずつお客さんを増やすことができても、それだけで銀座の夜のお店を生き抜くことは難しいといわざるを得ません。
なぜならば、同じお店で働いている他のライバルたちも、皆同じように自分の個性をむき出しにして、競い合いながら仕事をしているからです。
キャバ嬢は人気商売ですので、如何にしてより多くのお客さんを抱えることができるかが重要になります。
お店には色々な経歴を持つキャバ嬢が所属しているものですが、ある程度以上の期間に渡り銀座でキャバ嬢として生き残っている女性は、その経験から様々な接客スキルを持っています。
お客さんを惹きつける手練手管に長けている女性や、ライバルをうまく蹴落とすことに長けている女性、美味しいところだけを憎まれずに根こそぎさらっていく女性まで、実に様々です。
弱肉強食の店内で競り勝ち、自分の売上を確保していかなければキャバ嬢として生きていくことはできません。
4.銀座のキャバクラは未経験者にはハードルが高い
銀座の夜のお店はそういう世界ですので、全く未経験の状態から銀座でキャバ嬢を始めることはとても難しいことといえます。
正直なところ、あまりおすすめすることはできません。
それでも「銀座でキャバ嬢として生きたい」と思う気持ちがあるならば、とにかく挑戦するしかありません。
嫌なことに出くわす日もありますし、ショックな出来事に直面することもあるでしょう。
しかしそこで諦めてしまったら、その時点でもう先はありません。
銀座のキャバ嬢として、その地位を固めることができるその日まで、腐らずに仕事を続ける「精神的なタフさ」が大変重要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
銀座のキャバクラはメリットが多い分、大変厳しいということを理解していただけたと思います。
次回は少し趣向を変えて、「銀座のキャバクラで働くために容姿は必要か」という記事を掲載する予定です。