今回は前回までの記事とは少し目線を変えた内容でお届けしたいと思います。
題して「銀座キャバクラで働くには絶世の美人じゃないとダメ?」です。
これはイメージの話になってしまいますが、銀座のキャバクラには美人のキャバ嬢がたくさんいるように思います。
しかし一方で、少し失礼な物言いになりますが、「絶世の美人というほどではないキャバ嬢」も銀座で仕事をしているのです。
1.絶世の美人以外は銀座で働けないのか
ここでいう「絶世の美人というほどでもない」というのは、「お店の中で比較すると」という意味合いと理解してもらうほうが良いでしょう。
実際問題として、キャバ嬢にとっては「容姿も商品」の内ですので、お店側も面接時にある程度ふるいにかけています。
面接をくぐり抜けてきたキャバ嬢は、基本的には全員美人です。
結論としては「絶世の美人でなくとも普通の美人であれば銀座で働ける」ということになります。
では美人であればあるほど「指名」が増えるのかというと、決してそんなことはありません。
実際によく聞く話として、お店に在籍していた、歴代のNo.1キャバ嬢は「そこまで美人ではない人が多い」というものがあります。
2.飛び抜けた美人はつぶされる
単純に考えると美人であればあるほど、お客さんをたくさん抱えられそうなものですが、実際はそうではありません。
確かに容姿は強力な武器になりますが、場合によってはその自分の優れた容姿が仇となることもあるのです。
まず大前提として、「基本的に人間は嫉妬深く人の足を引っ張ることがある」ということを認識しておく必要があります。
例えば美人のキャバ嬢が大変な努力をしてお客さんの心を掴んでいたとしても、同じキャバ嬢からは「見た目だけで客を盗りやがって」と思われてしまい、陰湿ないじめの対象になったり、お客さんに悪い噂を流されてしまうことも多いようです。
同性からの嫉妬とやっかみで潰されてしまい、お店を去ることになるキャバ嬢も珍しくありません。
また「お客さんに潰されてしまう」ケースもあります。
当たり前の話ですが、絶世の美人はとてもモテます。
そうするとお客さんの中には「あいつは俺の女だ」という、キャバ嬢とお客さんの枠を超えた、独占欲が生まれてしまうことがあるのです。
男性は一度のめり込んでしまうと、人生が破滅してしまうほどの無駄な集中力を発揮することが多々あり、うまくあしらって仕事を続けることが難しくなることも珍しくはないでしょう。
そうした嫉妬や独占欲を背景にした他人からのプレッシャーは、尋常ではないストレスをとなって美人を襲います。
中には予想だにしない、突拍子も無い行動をぶつけられることもあり、よくトラブルに発展しているようです。
3.No.1になるために本当な必要なこと
「美人であるということ」には大きなメリットの裏側に、大きなデメリットがあるということを理解していただけたと思います。
ではNo.1を取るために必要なこととは、一体なんなのでしょうか。
最も重要なことは「人間力」と呼ばれるものであることを覚えておきましょう。
人間力には様々な要素があるため、一言で説明することはできませんが、「人間力が高いといわれる人」にはいくつかの特徴があります。
例えば「努力を継続できる人」が多いです。
他にも「豊富な種類の経験がある人」や「基本的な接客スキルが高い人」も人間力が高いイメージがあります。
少し乱暴にまとめてしまうと、今までの人生で経験してきたことが人間力となり、その人の容姿以上に大きな魅力となるということではないでしょうか。
また少し特殊なケースではありますが、「特定の傾向を持った男性を100%落とせるスキルを持った女性」が存在しています。
こういった女性は自分の人間力から生まれる「自分の魅力」と「その魅力が一番効く男性の傾向」を完璧に把握しているようです。
こういった女性は実際の容姿以上に、「美人に見せること」が大変うまいので、とんでもない売上を上げることも珍しくありません。
つまりキャバクラでNo.1をとるキャバ嬢は、「実際に美人であることよりも美人に見えること」に比重を置いている女性ともいえるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
キャバクラの仕事は、ただ美人なだけでは生き残れない、とても厳しい仕事であることがよくわかりました。
容姿よりも人間力の方が大切ということです。
次回の記事では、「銀座キャバクラの採用基準」について紹介します。